I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
DATE: --/--/--(--)   CATEGORY: スポンサー広告
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
page top
DATE: 2015/02/23(月)   CATEGORY: ぼくのきもち
nakedness
11月の日帰りは、
気持ちよく晴れた日曜日だった。



少し遅れるとご主人様から連絡があり
凛は薬局で必要なものを買いそろえ、それでも時間が余りそうなので近くのカフェへと足を運んだ。


注文をする一歩手前で、ご主人様からのメッセージが届く。



「○○の交差点まで来ている」


それは、凛が今いるカフェの目の前。
慌てて出ると目の前にご主人様の車があり、走り寄ってガードレールの側で手を振るが

ご主人様はまっすぐ信号を観ていて、凛が居ることに気が付かない。

このまま車線も越えてご主人様のところまで行きたいのは山々だが

今飛び出して車に轢かれては、意味がない。






前から言っているように
凛の命はご主人様の手の中。

凛はご主人様の許可なく、勝手に死んだりできないのだ。







気付いてもらえないのは仕方がないとして、とにかく待ち合わせの場所に行かなくてはならない。

キャリーを引いて、ご主人様と2回目にお会いした時に待ち合わせをしたインターネットカフェの前へ。




しかし…

前方に目指すべき建物が見えてこない。








「嘘…」



辿り着いた場所。


そこは、見渡す限り更地になっており
時間の流れの中に立ち尽くす。

それは、ご主人様との思い出の地が凛とご主人様の中だけに残り、証明する建物が無くなった寂しさと
ご主人様と凛という関係の永遠という時間の中で、淘汰されるべきものが消滅していく「摂理」を一緒に眺めることが出来る嬉しさと両方あって

とても複雑な気持ちになった。


「お待たせ」


凛とキャリーバッグを乗せた、ご主人様の車は走り出す。





一緒にお食事をした後、
目的のとある場所に出かけたのだが、そこは満員御礼でゆっくりと出来そうもなかったので

予定を変更して、早めに「簡易の檻」に向かうことにした。


陽射しが本当にやわらかくて暖かい。






「そうだ、春になったらどこかで釣りに出かけてもいいな」



ーはい!


凛とご主人様という膨大な時間の中で
車は走る。





海に近い「簡易の檻」



ここは初めてだ。





エレベーターは静かに上昇した。
入った部屋は上層階で、かなり見晴らしがよかった。

部屋に入った途端に

ーがいああああ!!!!!!!!!!!!!

ご主人様に噛みつかれた。


「痕をつけて下さいは?」
ご主人様が下さった言葉はそのまま凛の奥底にある願望で

もっともっと肉に喰い込む痛みをご主人様に願う。

痛くて暴れて、それでいてどこまでも嬉しくて肉が千切れてもいいと思えるほど。






その後、ご主人様と凛は「とあること」で横並び、しばらく新聞を眺めて話をしていた。


その後、凛は我慢が出来なくなってご主人様の足元へ
ご主人様へベッドで移動する。

床の上でだらしない顔をしてご主人様を見上げ、ご奉仕をさせてくださいとお願いする。


いつもの
それは、ご主人様に繋がれたいつもの凛の姿。



今回の用意した衣装は

長いモヘアのしましまセーターとロングの金髪ウィッグ。
すべて、ご主人様のお気に入り。


「おいで」


メイクをする準備の途中に呼び出して
中途半端に出来上がった凛を使うのもご主人様のお気に入り。



「まったく、早く準備しなさい」


理不尽に用意が遅いのは奴隷の所為だと言われて、ゾクゾクするのも
いつもの凛の姿。



そして、準備が終わるまで寝息を凛に聞かせてくださるご主人様も、いつもの姿…






準備の出来た凛は、ご主人様によりベッドに上げていただき
シークレットの時間を持つ

今まで
何度か試みた

上手く言い表せない「ご主人様への思い」


根本的でどうすることもできないほど頽廃的で
歪んでいて…



倒錯する名づけようのない「思い」

それでも無理やり凛からの言葉にすると使い古された言葉しか当てはまるものがなく
違う違うもっと、もっとそれ以上のご主人様と凛の中にしかないこの感覚を言葉に!!!と思うのに

焦がれるようにして縋るようにしていつも許される時に必死で言葉を探るのだけど…

それでもやっぱり、何を出してもしっくりこない。


ご主人様の横で、
「捧げます」も「服従します」も言葉通り。

隷属する先にきちんと繋がれている安心感。




その中心が言葉にならない。





ただ、この時間はご主人様と凛の完全なクローズドであり
ブログにも日記にも「何をしているか」というのは書かないという前提があるから
確実に積み重ねられたものがある。


しかし今回

このクローズドの時間を経てこなければ辿り着かないところに
とうとう、足を踏み入れてしまった。






それは






たった一言のご主人様の言葉だった。


つづく
CO*2 ] page top

COMMENT

 管理者にだけ表示を許可する

さくら | URL | 2015/03/06(金) 18:53 [EDIT]
どんな言葉をご主人様から頂けたのでしょうか…主様に触って頂ける幸せをいつも羨ましく、blogを拝見しています^^
● >さくら様
| URL | 2015/03/09(月) 06:42 [EDIT]
いつもありがとうございます。
お待たせしました。続きを楽しで下さいね。
Copyright © I am not needed even tomorrow.. all rights reserved. ページの先頭へ