I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2013/09/07(土)   CATEGORY: ぼくのうた
隷属する呼吸
角を曲がると
ご主人様の姿があった。

最初、凛の見た幻だと思った。




だから
たぶんポカンと口を開けていたのだと思う。

それがちゃんとしたご主人様であると認識するまで
数秒かかった。





「わかんなかった?」

いや違う…
だってこんな場面が目の前に現れると思っていなかったのだ。

宿の前にご主人様。



あ…


わぁ……





あああああああああああああああああああああああああああああああああ…


ご主人様ぁ!!!!!




ガラガラガラと荷物を引いて
駆け寄る。




ー嬉しくて嬉しくて、勿体なくて…そして申し訳なくて、呼吸が止まるかと思いました。










ご主人様は、


凛が浴衣に着替えるまでの間
宿のベッドでお休みになっていて

その間に染みついた匂いが、夜になって凛を包む。







誰に

飼われているのか?という
しっかりとした記憶が「匂い」で確立していく




ー嗅ぐだけで、気持ちはいっぱいになってじっとしていられないのです。








横に並ばせていただいてのお散歩は
前々回から引き続いて2回目。

目的の建物のすぐ脇に見つけた1つだけ空のある駐車場。


雨は小ぶり。

「さあ、行こう。」





駆け出したご主人様を追いかけて公園を駆け抜ける、繋がれた家畜。



これは大切な時間、何ものにも代えがたい時間、我々の感性がビキビキと反応して
「同じもの」に触れ、そして立ち止まり

自分の中との対話が始まる。



ーこれを楽しいとか面白いって同じように感じられる奇跡を今、ご主人様と一緒に歩いています。






降り始めた激しい雨を眺めて
建物の中のベンチ


少し、勢いが弱まるのを待つ。




ぁ…




ご主人様がスマホを取り出して
弄る。



あぅ…





ご主人様の命令で家畜が所持している「同じ機種」は

しっかりと繋がれているという証拠。




ぅううう…





じいとした家畜。
ご主人様の鎖の重さを感じている。

この鎖の先にあるご主人様の指先が

動く度にご主人様を感じる。

僅かな振動。






ああ…




「誰の家畜か言ってみろ」
「私の家畜は凛だけだ」







そう
家畜小屋で綴られた文字は、こうやってご主人様によって生み出され
鎖に伝わる僅かな振動で凛の中に書き込まれたものだったのだ。


はぁ…あ、







ようやく呼吸をした。







雨はまだ降る。


「しょうがない」


雨をくぐり、ご主人様の車の中。


今度は僅かな振動でなく
ご主人様の指先は凛のふとももで爪を立て

押さえこまれた圧力で爪の幅だけ溝を刻みながら進む。

盛り上がっていくその痕に
ご主人様が静かに笑った。



痛いというともっと嬉しそうに




とても嬉しそうに。






この積み重ねがご主人様と家畜という呼吸を生み
そして深さに繋がる。


だから安心していい。
この位置はひっくり返ったり、変化したりしない。






家畜は家畜。
それが深くなっていく。



隷属という静かな呼吸。









ー止められるのは、ご主人様だけなのです。






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